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パンダ食う会

「パンダ食う会」とは:言葉通りなら「そりゃ非常識ってモンでしょ!」ってな感じですが、その通り。一般的に語られる様々な世間の意見とは一味違うご意見をお題目毎に語り合おうとという試みをやりたいと思ってます。
もちろんお題目等も出して頂いたらもっとおもしろくなる事でしょう。
と、考えていたものの、全く手をつけず企画だおれのまま年月が過ぎています。(2013年、記)
また様々な議論の的のある話題について、書くだけは書いてみたいのですが、取りあえず過去の記録だけそのまま掲載しておきます。

お題目1:現実〜その1

(2002.11.12 記)
2001年のテロ以降、より世界が騒がしく感じられるようになった。
世界情勢なんぞ関係なしに人々(特に日本人の能天気な人)は生きているけれど、果たしてそうなのだろうか?
最近とみに感じるのは大予言の偽救世主のごとく大活躍しているブッシュの作る未来の危険性だ。
愚かな人々にはある種の幸福をもたらすだろうが、その他の人々にはある種の降伏状態を押し付けられる未来を予感させる。
アメリカの大統領には精神鑑定を義務付けた方がいいのではないかと思われるがどうだろう?

一連のテロとアメリカについての見解だけでも長くなりそうなので、少しずつ筆者の感じる所を記して行きたいと思う。
チャット形式にしようかとも思ったけれどマヌケになるのも哀しいので読者コメントのような形で随時関連意見、その他のお題目などを掲載して行きたいと思う。

さて、時の過ぎ去るのは速いものであれからいろんな出来事が起こった。(最近までは大した動きもなかったようにも思えるが、、)
テロ直後もいろんな論争があったのかもしれないが、たぶん現在よりは発言の自由度は大幅に低かったろう。
大勢に反すると思われる意見を口にすると、米国では職場をクビになったり場合によっては生命をおびやかされる危険性もあったということだ。
米国政府の通信傍受による危険性も指摘されていた事もあり、米国の友人とのメールのやり取りを相手の事を考え躊躇しそうになってしまった。
しかし、ネット上でもメールでもさかんに批判的意見のやり取りはあった。(そういった事は一切報道されなかったが)
自由を旗印にしている人々が異なる見解を発言する自由を弾圧するという状態は今でも続いているような気がする。
先頃の中間選挙では民主党が政府に対する批判を控えたせいで負けたという見方もあり、作られた幻想の国民意見を気にしすぎたのかもしれない。
少なくとも選挙の少し前に、ようやく10万人規模の平和運動がヨーロッパの動きと連動してアメリカでも起こったという事の意味はとても大きい。

国連ではイラクの査察問題に最後の決定的な一線のみ引いただけの強硬な結論が出て、いよいよブッシュの鼻息は荒くなっている。
いつも問われる事。それは「なぜ?」という事。
テロリズムの歴史や真実、ブッシュの(アメリカ政府の)狙い、人々の愚かしさ、いろいろな角度から熟考してみると少しは見えてくる事もあるだろう。
世界の解決できない事を考えるのは骨の折れる事だ。
正解を探し出したとしても実行ははるかに難しいどころか不可能かもしれない。
それでも意見を述べるくらいは何にも生み出さないかもしれないが悪いことではないと思う。
今後も続けて連載して行くので御意見をお寄せ頂きたい。

(2002.11.14 記)
ここ最近、毎日のごとく情勢が進展しニュースと石油価格の変動が賑やかだ。
昨日対イラク攻撃の米軍の戦略を軍事評論家等がニュースで論議していたと思ったら、今日はイラクが国連決議をのむのはわかっていた事だと米政府が発言している。
そしてその生死の真偽不明のビン・ラディン氏のメッセージが世界のトップニュースとして脚光を浴びている。
相変わらず日本では日朝問題に関連する話題が続いており、イラクもテロの話題も影が薄い。
ブッシュ(アメリカ)は戦争をしたいんだろうが、私としてはフセイン氏にぜひ賢く立ち回ってもらってアメリカに口実を与えるような事は回避して欲しいと思う。
戦争が起これば確実に人殺しが正当化されるからだ。

世間の評判というものは扱い方次第で違ってくる。
サダム・フセイン氏の評判とは、クルド人虐殺/クェート侵略/独裁者/ならず者ってとこだろう。
まあブッシュ(米政府)は世間的には民主主義と自由の守護者/対テロ戦争の英雄(言い過ぎだ)ってとこなんだろうけど、当然それぞれに別の見解を持つ人々は多かれ少なかれいるだろう。
フセイン氏の独裁者ぶりは受け取り方はともかくとしても世界に定着している。
しばらく影の薄かったビン・ラディン氏はテロリストとして世界的有名人ではある。
今回ラディン氏の声明とされているものでは、ブッシュを世界一の殺人者(正確には別の表現だったが)と批難しているが、このままブッシュの思い通りに進んで行けば遠からず事実になるだろう。
現時点でさえ考え方次第では将来の大量殺人を製造しているかもしれない。

お気づきの事と思うが私はブッシュには「氏」は付けない。単純に嫌いだからだ。(笑)
3者が殺人者だとしてもそれぞれ理解する事(殺人に賛成はしないが)はできるがブッシュの人間性だけは気持ちが悪くてしょうがない。何しろ一人だけ「正義」の側にいると多くの人々に巧妙に認識させているからだ。
まあラディン氏もそう正義を主張していても通常は受け入れがたいという点でバランスを取っている。
もしブッシュ自身が自分は「正義」だと信じているなら救いようのないテロリスト(恐怖を与える者)だ。
イスラムの過激な人々がブッシュこそテロリストだと言うのにはうなずける。
世界で最もわがままに他人に都合の悪い事を押し付けるのはアメリカで、圧倒的な軍事力(大量破壊兵器の世界一の所有国)と有無を言わせない経済力を持つ大企業の力で弱者にプレッシャーをかける技は常に正義と平等と自由と民主主義の名の下で行われる。
そのアメリカ歴代の大統領の中で、落ちこぼれ(本来は嫌いな言葉だが)の子供がスポットライトを浴びここぞとばかりトラの威をかっている姿はハリウッドC級映画の英雄並で、最も茶番を感じさせる。
こんな発言をしていると「悪魔の信奉者」とか言われかねないかもしれないが、アメリカ国旗を人々が振り国歌を合唱しブッシュの瞳が誇らしげにキラキラするのを見る度に吐き気を感じてしまうのは、生理的かつ論理的理由があるからどうしようもない。

ほんの少し前にワシントン周辺では連続無差別狙撃事件が起こり騒然としていた。
犯罪大国アメリカでは毎日多くの殺人事件が起こっている。
狙撃事件の犯人は年齢が若く、地域によっては死刑が適用されないという事もあり、どうやら死刑執行できる地域をわざわざ選んで裁判をするという話があった。
同時多発テロでは多くの人が死に、アフガンでも市民も含めて多くの犠牲者が出た。
古くなってしまったが、湾岸戦争では爆弾投下地点にも多くの人がいたし誤爆もあった。
すぐ立ち消えてしまった(不思議だなあ)が米軍の使用した劣化ウラン弾で多くのイラク市民と連合軍兵士が被爆し苦しんでいる。
(劣化ウラン弾については、とんでもない話なのにも関わらずほとんどの人が知らない)
通常、殺人は極刑に値するはずだが、例外(戦争)があるというのが誰もが知る現実の一つだ。
それでも殺人は殺人だろう。
それを言ったら人間以外(私達は動物を飼育して食べている)はどうなのかという話もあるが、ひょっとするとある意味同族殺しより罪深い事なのかもしれない。
そして殺人を行う者は正悪の次元を越えて殺人者には変わりはない。

ところでテロ関連の構図はある程度簡略化できる。
対米国テロについて言えば、
アメリカが国益その他の理由でアラブ世界などでいろいろな態度/行動(ダブルスタンダード等)を取る。
それを裏切り/弾圧と感じて憎しみを抱く人々が生まれる。
米国政府や軍には簡単には近付けないし、効果も考え市民がテロのターゲットになる。
市民の哀しみや怒りをテロリストへの憎しみに向けさせ報復戦争をする。
とまあ、こんなところだと思う。
ここで単純に感じる疑問としては、なぜ市民は政府のやり方を変えさせようとしないか、という事だ。
結局は被害に合うのは一早くエアフォース・ワンで逃げる大統領ではなく市民なのだから、本質的な原因を取り除かなければ貧乏くじを引く事になる。
犯罪を起こす側が悪いという論理が普通だが、殺人犯にも弁護士を付けて情状酌量やら何やら刑を軽減させたりするのは当たり前、しかも弁護士大国アメリカなのだし公正を言うならちょっとはテロリスト側の心情を考えてみるのが被害を無くす為にも懸命だと思う。
しかし、「なぜ」という事を追及しようとした報道関係者はテロ直後さんざん脅迫され左遷やクビや降板等されたくらいだから(当然政府からの圧力もあった)難しいだろうが。
それだけ圧力をかけたり世論を操作するというのは常套手段とは言え、そこに政府にとって都合が悪い事がある証拠でもあるという事だ。
結局恨み憎しむ根拠がなければ、そうそう自分が犠牲になってまで自爆テロをやりたい人間はいないだろう。
もちろんアメリカ政府の考えるように最後の一人まで徹底的にアメリカを憎む者を抹殺できるのならそれも一つの解決法かもしれないが、それまでに後どのくらい生命が犠牲になるのやら。
テロまでしなくともアメリカ政府を嫌う人間は増加している。
アメリカ人個人を憎まなくとも米国を嫌う人間は多い。
その事にアメリカ国民がほとんど気づいてないというのも、国民を愚か者にしておきたい米国政府や搾取者にとっては都合がいい事だろう。
あの国はたぶん他国の力では変化させる事はできない。できるとしたら国民の力だけだ。
賢い国民はすでに気付いていて行動している人々もいるが、もっと多数にならなければ到底太刀打ちできないだろう。
ただでさえあの国の人々は生活周辺に悩める事が多すぎるから国全体にはなかなか気もまわらないだろう。
ぜひとも期待したいところだが、うまいこと操作されているからかなり難しいだろう。

他の大国の力が相対的に弱まっている今、わがままなアメリカの支配する世界には住みたくないものだ。
結局は偽の平等の上に立つ経済力による階級制度の中で目に見えない暗黒時代が到来し、それを覆すのは世界的な大革命しかないという時代に突入しそうな予感がしている。
アメリカでもほんの一握りの人が革命の予感を抱いている。
そういう観点から世界を見てみると9/11のテロはまさに新時代の幕開けだったのかもしれない。
さて、いろいろな事に関する詳細はその内発言する事もあると思うが、現在の私の現実感とはこんな感じだ。きっと私自身にも大きな影響があったんだろう。
取りあえず「現実」その1はこれで終了。たぶんその2もあるし、情勢はどんどん変化していくだろうからその都度いろいろコメントしていく予定。

お題目1:現実〜その2

(2003.2.16 記)
その後続けてコメントを書いて行きたかったが個人的事情により遅くなってしまった。
折しも世界の命運を決めかねないと思われていた国連安保理事会が14日に行われた。
世界は今の時点では何とか戦争を食い止めている。(少なくとも対イラクについては)
前回の「現実〜その1」に続けてすぐに書きたかった事は、ようやく大きな反戦運動が起こり始めたという事だった。
そして、その後の経過を順を追って行きたかったがもう過去の話になってしまったので簡単に包括しながら話を現在の状況等を中心に進めたいと思う。
あまりにも同時進行であらゆる事が起こっているので思いつくままになって前後関係が整理されないかもしれないがお許し願いたい。(世界情勢をまとめて語るのは本来難しいものだ。)

さて、最近はイラクに加え北朝鮮もトップニュース組に参戦して来た。ある意味(うまくはいってないから)キム氏は策略家だ。
そしてビン・ラディン氏も生きてるという事にされつつある。
他人に恐怖を与え残虐な行為をする人間を食い止めたいと思うのは真当な事だが、それに増しても今脅威(驚異?)となっているのはやっぱりアメリカ政府だ。
多くの人が理由はそれぞれだろうが本質的にアメリカ政府(現ブッシュ政権)に危機感を抱いているというのは歴史的に考えてもすごい出来事だ。
米国内でもいろんな動きがあるようだが、まだ世界の雰囲気を感じ取れない人々が多いように思える。
主要な米国内新聞は論調がほぼ政府側であるし、TV報道の方は頑張って多方面からの情報を取り上げている局もあるが政策等への批判的報道はすばらしく遠回しに行っている。

独裁/恐怖者の3名(現時点で有名な人)は表面的に団結してアメリカにのみ矛先がある事を効果的に主張してもらいたいものだ。
悪行を償えるものではないだろうが、もし世界の将来をそういう方法(利害も一致する)で多少でも変化させてくれるものなら、きっと多くの人々の感謝をもって冥府への旅立ちの時の減刑にもつながるのではないだろうか。
要するに、もっと頭良く立ち回って欲しいって事だ。
それによって結果的に世界の人々の利益につなげる事が可能だからだ。
ずっと棚上げにされたり表面化していない多くの問題にこの際直面し解決の方向へ向けさせる突破口は、まずは米政府の信頼性の切り崩しからだ。
多くの人々が語って来た権力者の横暴/陰謀は当たり前の事とされて誰も根本的には手が付けられない聖域のようになっているが、常に体制はそれを覆そうとする市民達の大声と行動によって覆されて来た。

今回ははからずとも米政府の本質的な悪い面を強調させる頭目と黒幕達によって問題が表面化された事は、ブッシュ氏(!!)の功績だ。感謝しなくてはならないかもしれない。(笑)
だが事は笑い事ではなく、あのブッシュの恍惚とした表情からは、この先起こるだろう大量殺人への道を常識と人情人道で止めるのは至難の業だと思われる。
みなさんお気づきだろうか? ブッシュ他ラムズフェルドにしても何か表情が奇妙だという事に。
しばらく前からパウウェルの顔つきまでおかしくなって来ている。気のせいだろうか?
一体米政府内で何が起こっているのだろう。
最近米国内ではブッシュに対抗すると思われる人物が活動を始めたようだ。
期待したいが、今は一刻を争うような状況だから間に合わないかもしれないが頑張って欲しい。

今回アメリカは最初の攻撃で湾岸戦争で使用した量と同等の爆撃をすると言われている。
今この時点でだって息をして生きている多くのイラクの人々の命をなぜそんなに奪いたいんだろう。
米政府の言い分としてはそれによってイラク国民を救えるって事だが果たしてそうだろうか。
イラク国民の取材なんかの記事を見ていても、コーラなんかが好きでアメリカ文化も好きな若者達が、ピープルとガバメントは違うと語っていたのが印象深かった。
そう、アメリカの文化やそれぞれの分野で活躍する人々、シンプルな性格をしている一般市民などを好きな人は世界に多くいる。
嫌われているのは米政府だ。しかも現ブッシュ政権が特にだ。
個人的にブッシュが嫌いだからという理由だけでこんな事を書いているんじゃない。
フランス等は対抗しているが、そのフランスを含めみんながよく知っている。
世界で今一番力を持っているのはアメリカだって事を。
日本だってさんざん圧力をかけられ続けている。
でも私は言いたい。
世界で一番力を持てる者は、世界市民の連合だって事を。
もちろん正しい見識を持った市民世論を背景に、その力を集約して行動する各国の国家としての力があれば市民はより対抗する手段を持てる事になる。

今回はいろいろな具体的な事を書く予定だったが、つい本質的問題になってしまった。
こういった文章を書くというのはなかなか大変だ。今回はここまでにしておこう。 もうすぐこんな騒ぎもいやおうない潮流に押し流されて行ってしまうのかもしれない。